今度、WordPressに続く、
新たなブログシステムを導入する事になるかもしれません。

現在実験・検討中なのが、
「ablog cms」様のシステムです。
本番では、この有料版を利用する事になるでしょう。

まずはこちらからダウンロード。
実験用なので、まずは無料版を利用させていただきます。

ダウンロードしたファイルを解凍すれば、
システムに必要なファイル・フォルダと、説明書となるPDFです。
「新規インストールマニュアル」に沿って、とにかく進めていきました。

基本設定は、アップロードしたファイル群の中の「htaccess.txt」を、
サーバー上で「.htaccess」に名称変更し、各フォルダのパーミッションを変更、
後は項目を埋めていくだけと、案外簡単に終了できました。

ちなみに、「.htaccess」は、
基本的にWindows上での通常の方法では、この名称に変更できないので、
一度サーバーにアップしてから名前を変更するほうが、
どのお客さんにとっても、同じ操作になるから、
こういう説明になっているのでしょう。

最後には、「setup」フォルダを削除して、
トップのディレクトリにアクセスします・・・が、

キました出ました！
画面を覆い尽くす膨大なエラーの数々・・・

そしてアフロヘアーのごとしエラーの下に、
ちゃんとテンプレート通りのページが表示されました。

これは、ただごとではないと思い、色々と調べていたのですが、
これといった解決策は見つからず・・・
ちゃんと説明書に従い、手順通りに作業をしたはずなのに・・・
しかし、システムはちゃんと稼働してはいるもよう・・・？
でも、これでは到底、お客さんに提案することなど不可能・・・

サーバーの相性の問題かなど、色々と悩んだ結果、
あるひとつの結論に達しました。

説明書に読み漏らしがないかどうか、よく確認をし、
また、たどった手順よりも先の部分にも、何かヒントはないかと、
先のほうも確認してみましたが・・・ありました！

「各ページを確認し、問題がなければ、デバッグモードをOFFにしてください」との事。

そしてそれは、先ほど作成したサンプルページを表示した
画像付き解説の下に記載されていました。
今回は、画像とは違うページですが、別のテーマを選択しているだけです。

そう、これは説明書に掲載された画像とは違う、
おびただしいほどの大量のエラーが表示され、
それに対し大きな問題を感じてしまったがゆえ、これがデバッグモードだと気付かず、
また、記事の順序を追って進めていたがゆえ、
それよりも先の記事に、目がいかなかったというのもあるでしょう。

つまりは、説明書は焦らず騒がず、
ひとまずは一通り読み進めていったほうが、いいという事なのですね。
ちなみに個人的には、今までマニュアルの作成をいくつか行ってきましたが、
もし自分が作るのであれば、「右図のように・・・」の文の右にある図は、
このエラーメッセージが表示されている画像を掲載し、
「これはデバッグモードにおける表示です」という説明文を付け加えています。

ともかく、デバッグモードをOFFにしてみると、
大量のアフロエラーは、さっぱり消えてしまいました。
これでやっとモノになると思った瞬間です。

ひとまずは、これにてひと段落はつきました。

しかし、じつは言うと、これはうちのサービスのひとつである
「len:kra」上で作成したものなのです。
「len:kra」とは、簡単に言えば、SSH接続でコマンドを打っていろいろ設定しなくても、
GUIでFTPやデータベースの作成や、
WordPress等のウェブアプリのインストールまで行えるシステムです。

len:kraを使用する事になったのは、AWS上で作成した、
基本的なウェブサーバーでは動作しなかったからです。
同じものをサーバーにアップロードし、アクセスしても、
画面が真っ白になるだけでした。
PHPが動いてないかという説も考えましたが、
テストを行っていると、問題なく動作しています。
どうも、サーバーの環境自体、何かが足りていないのか・・・
len:kra とAWSのウェブサーバーとの違い、
それを突き止められれば、なんとかなりそうな気はします。

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