中カッコが赤くなる恐怖

佐野

佐野 2012年11月2日

GoogleAppsスクリプトのエディタ画面の一部です。
ブラウザで直接編集するエディタでありながら、関数や変数などを色分け、
カッコの開始と閉じも色の変化で教えてくれるスグレモノです。

しかし今回の仕事は、なかなかの大作でした。
その中で困惑させられたのは、
functionの中カッコ(プログラムをまとめるためのカッコ「{}」)が、
赤いままなのです。
つまり、なんらかの書式間違いがある可能性があるということです。
それゆえか、スクリプトを動作すれば、謎のエラーが頻発。

しかし、aptana(スクリプトエディタ)で確認しても、書式的には間違っていないもよう。
多少アナログな方法ですが、一部分ずつスクリプトを削っていき、
中カッコの色が緑(安全な状態)になるまで試してみました。
ところが、特定の部分を削って変化があるのではなく、
ある程度削ってから、中カッコに変化が見られる様子。
その状態から、しばらくして気付いたのが、もしかしたら行数が多いからではないか?
そう思ったのが大当たり。
どうやら1つの関数のまとまりが100行を越えると負担がかかるようなのです。

なので、今のところは改行を解除して、行数を節約する事にしました。
jQueryなどのフレームワークでも、改行などを削除して、容量を圧縮している事もありますし、
それと同じような事でしょう。
すると実際にエラーもなく動作するようになりました。

しかし、なるべく冗長にならないようにスクリプトを書く工夫をしなければいけませんね。
まだまだ色々と試すべき事があるようです。