WordPressのテーマが出来ました。

佐野

佐野 2014年10月31日

WordPressのテーマの作成が一段落着いたので、
適用してみました。
今後もどこか変更する事もあるでしょうが、
ひとまずの完成としておきます。

開発関連のブログと言えば、
灰色や黒を基調とした、
やや硬いイメージがあるのですが、
個人的には、あまり硬い感じにはしたくなく、
かと言って、ハデにしたくもありませんでした。
よって、白を基調とし、極力シンプルにしたつもりではあります。

公開する事はできませんが、コードの方も最初から書き直しました。
前に使っていたテーマの面影もまだ残っていますが、
一から作る事により、WordPressにおいて必要な要素や、
PHPの書き方にも慣れてきた気がします。

むしろ、元々あるテーマの改造のほうが、難しかったぐらいです。
ちょっとだけ改造するのならまだいいのですが、
どの要素が、どこから出力しているのかが理解しきれず、迷ってしまいます。

既存のテーマは、必要以上な情報が盛り込まれ、
中には独自定義している関数まで利用している場合もあります。
これでは、要素出力の経路をたどる事も容易ではありません。

私がいつも欲する情報は、必要最小限の情報なのです。
例えば記事の何らかの要素を出力するコードと言って、
出力された要素を整形する機能も付与した数行のコードよりも、
その中で最も欲しいと思うのは、要素を出力する部分であって、
さらに、どのような形式で出力されるのかを知りたいのです。
整形は後で自分でどうにかしますから。

私自身も、プログラマーとしてはまだまだですが、プログラムに慣れ始めると、
ただスニペットを貼り付けるだけで出力出来るでは、どうにも納得いかないのです。

そこで色々とネット上で情報を探っていくのですが、
最終的にたどり着くのは、公式のリファレンスの場合が多いです。
理解には、ある程度のプログラムの知識は必要ですが、
入れるべき引数(関数の丸カッコ内に入れる要素)や、
出力される要素に焦点を絞って読み解いていくと、理解できてくると思います。

また、開発環境についてですが、これもテスト用の別のサーバーで行うか、
PCに仮想サーバー環境を入れて、ローカル環境で行う事を推奨します。

というのも、現在公開しているWordPressサイトで直接編集を行うという事は、
店舗改装工事中にバリケードを張らずに工事を行うのと同じような行為です。
編集過程の一部壊れて表示される様子も、
訪問者の人に見られる恐れもありますし、カッコ悪いです。

そしてなにより、サーバーに負荷を与える可能性もあります。
最近ではウェブサイト自体をCMS化して、WordPressなら「固定ページ」として、
ブログ感覚でページ更新を行えるサイトも増えてきていますが、
「固定ページ」を編集するという事は、データベースにアクセスするため、
頻繁な更新は、データベースサーバーにも負荷を与える事になります。

テーマの各ファイルもWordPressで編集できますが、
ここは特にプレビューが効かないため、
確認のため、頻繁に更新を繰り返していると、
それこそサーバーに負荷を与えてしまいます。
ウェブサイト更新も簡単になったとはいえ、大規模の更新には注意が必要です。

そこで推奨したいのが、ローカル環境で仮想サーバーを構築するという方法です。
それに使うのが「xampp」というソフトウェアで、
PCの中にウェブサーバーを構築するためのセットが1つになったものです。
ウェブサイト実行アプリの「Apache」や、
データベースアプリの「MySQL」も入っています。
英語なので、やや難しいかもしれませんが、
ウェブデザイナーなら、構築できて当たり前だと思っておいたほうがいいでしょう。
特に共用のサーバーで複数人が更新を行うような状況の場合は、
各自で仮想サーバー環境を立ち上げ、
完成してから一気に更新するという方法を取るのが安全です。